円形脱毛症
円形脱毛症は、誰でも発症する可能性のある病気です。男女・年齢の差はあまり関係がありません。境目のはっきりした脱毛があらわれ、次第に大きくなります。部分的に急にまとめて抜けしまうのが特徴的です。
自覚症状の無いことが多く、ある日突然、人に指摘されたりして自分の頭にハゲがあることに気づきます。「10円ハゲ」などとよく言われますが、実際には10円玉くらいの大きさだけでなく色々な現れ方があり、中には脱毛範囲が全身に及んでしまうこともあります。
原因ははっきりしていませんが、現在では遺伝的な要因と自己免疫が大きく関わるのではないかと考えれられています。よくストレスが原因といわれていますが、あまりストレスの少ないと考えられる新生児にも見られることなどから、きっかけの一つにはなり得ますが、実は主な原因とは考えられていません。
円形脱毛症の治療
原因がはっきりしないため、根本療法は確立されていません。対処療法になりますが、患部への注射、塗り薬、内服など、様々な方法があります。